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吉村益信

Masunobu Yoshimura

群盲撫象図

作品名不明


吉村益信

1932年に大分市に生まれた吉村は、武蔵野美術学校へ入学後も、地元キムラヤの美術サークル「新世紀群」などで活動します。

1960年、「新世紀群」の後輩でもある赤瀬川原平や風倉匠などとともに「オール・ジャパン」を結成しますが、篠原有司男の加入を経てネオ・ダダイズム・オルガナイザーへと発展解消します。吉村の展覧会ポスターを全身に巻いた銀座でのパフォーマンスは、その名を広く世間に知らしめることとなりました。

1962年に渡米、石膏によるオブジェ《ヴォイド》シリーズを制作し、66年帰国。
大阪万博のプロデュース、日本初の芸術家のネットワーク「アーティスト・ユニオン」の運営など、常に人々の先頭に立ってリーダーシップを発揮し、既成の枠にとらわれない自由な活動を展開してきました。